こんにちは。このページは、「アスチカ」の様子や広島で過ごす中の出来事、雑記を運営スタッフがつづっていきます。
昨日行われた「アスチカ」設立総会に、広島市ボランティア本部の所長さんがお花を贈ってくださいました。お花の用意など頭が回っていなかったスタッフたちはそのお心遣いを有難く頂戴しました。そして、そのお花は小分けにして、「交流カフェ」の最後に参加してくださった皆さんにお渡ししました。
私もお花をいただいて帰って、包みを開いて、ふと気付きました。
「あ、花瓶がない。。。」
そして、
「花を生けようとしているのは、避難後初めてだ。。。」
と、思いました。
避難前でも、家の中に花を絶やさない…などという性分ではなかったけど、お雛様のころは桃の花を飾りたくなったり、1年を通すとたま~にふと花を飾りたくなる時はあったのに、避難して約1年7か月の間、一度もそんな気分になっていなかったことに昨日、思いがけなく気付きました。忙しくはあるけど、それなりに落ち着いて暮らしているつもりだったのに、やっぱり何か心の余裕みたいなものはなくなっていたのだなぁ…と自分に気づく出来事でした。
いただいたお花は、空き瓶に挿しました。空き瓶そのままが味気なかったので、捨てられずにいた包装紙をクルッと巻きつけてみたりして。それをしているときに、震災前に近所に住んでいた同い年のママ友を思い出しました。その人は、
「実家で作った野菜なの」
と、例えばほうれん草を持ってきてくれるとき、折り込み広告で無造作にクルッと包んであるだけなのに、なんとなくそれがおしゃれなカンジを醸し出せてしまう、なんとも素敵テクニックを持っている方なのでした。同い年だけど、私より4,5年早くママになって、子ども達との接し方も素敵で、子育てにいっぱいいっぱいだった私をさりげなくサポートしてくれる憧れてた人でした。その人をぼんやりと思い出しながらお花を生けました。
昨日はそんなこんなで、自分に気づいたり、離れてしまった友達を思い出したり、気付くと野菜が舞い込んできていた福島での生活を思い出したりしたのでした。
<ささ>