こんにちは。
今日の広島は久しぶりの本格的な雨でしたね。
この雨でまたグッと寒くなるのでしょうか?
さて、今日は「アスチカ」の誕生までのお話を。
昨年5月から年末にかけて、広島市とその周辺に避難した私たちを対象に広島市被災者支援ボランティア本部と広島市社会福祉協議会主催で交流会を開いていただいていました。私たちはその交流会がいったん終了されたことを受けて、今年の1月から避難者主催の交流会を開催しようと動き出しました。それが「アスチカ」誕生のへ向けての第一歩でした。まずは2月に「ひろしま避難者ネットワーク」と名乗ってネットワークづくりの呼びかけを始め、3月に「交流カフェ」と銘打った第1回目の交流会を開きました。そこから毎月1回定期的に「交流カフェ」を開催し、8回目をむかえた今月、「ひろしま避難者ネットワーク」はひろしま避難者の会「アスチカ」になりました。
この誕生までに、私たちはすでにたくさんの広島の方々のサポートを受けています。
まず、私たちの当事者としての活動を強く応援してくれた広島市被災者支援ボランティアセンターの方々。特に所長さまにはアドバイスもたくさんいただき、そのおかげで自分たちの問題をクリアにできることも多く大変助かりました。出発の門出にはお花も贈っていただました。
そして、「交流カフェ」を開催する印刷物の作成、当日の会場設営や運営のサポートをいつも手伝ってくださる「ひろボラネット」のボランティアの方々。いつも温かくサポートしてくださり、「アスチカ」設立までにくじけそうになるときも叱咤激励をしてくださいました。
また、「交流カフェ」を開催する際、託児を設けているのですが、毎回、広島のいろいろな大学から学生さんが駆けつけてくださいます。子ども達は大学生のおにいさん、おねんさんに遊んでもらえるのが楽しくて仕方ないといった様子です。子どもを安心して預けられ、参加者は心置きなくいろいろな話に花を咲かせることができています。
その他にも、アスチカ設立のために広島在住のデザイナーさんがご厚意で会のロゴを作ってくださいました。避難者がホッとできる「場」でありたい、避難者がここをベースに次のステップへ踏み出す力を蓄えてほしいという私たちの意をくみ取って、とてもすてきなロゴを贈っていただきました。
さらに、このHPを作る際にも広島のある大学院生の方に大変なご尽力をいただきました。ああしたい、こうしたいとアレコレ注文を付ける私たちに嫌な顔を一つも見せず、快く協力をしてくださっています。
会が立ち上がったばかりなのに、私たちはすでにこんなにも広島の方々に助けていただきました。
感謝、感謝です。いくら言っても足りないぐらい。
その皆さんの思に応えるためにも、これから「アスチカ」を大切に育てていきたいと思います。
<ささ>