雑記の記事一覧です。
こんにちは。
6月21,22,26日と小学校が臨時休校になりました。
なぜなら、大雨警報が出たから。
広島では朝、大雨、洪水、強風警報のどれかが発令されていると自宅待機や臨時休校になるようきめられている自治体が多いようです。
福島から来た身としては、西日本、台風の威力がまだ衰えてない時期に上陸することも多いし、さすがそういうことに危機意識が高い。。。などと思ったのですが、西日本に多い制度なのかその辺ははっきりせず。。。
住んでいる広島市は川が多くて、海の方は低地が多いから一旦水が出たら被害が大きくなるのかな。。。とか、山の方に行くと、急斜面も多くて、土砂災害が心配な地域が多いのかな。。。などと勝手に想像を膨らませています。
そんな地形が分かるような広島市の写真を、少し前からトップページに載せています。
広島市郊外の山の上から海の方を撮った写真。
手前が郊外の山、海の方に向かって平地があります。その中に瀬戸内海にそそぐ何本かの川が見えます。そしてその向こうには瀬戸内海の島々が見えます。
ザブーン、ザブーンと波が打ち寄せる太平洋を見慣れている私には、穏やかな穏やかな、そして、人の住む島がたくさん並ぶ瀬戸内海の海はちょっと不思議です。でも、この穏やかな海が広島の人には普通の海なのでしょうね。
一言、“海”と言っても、それぞれ思い浮かべる海の景色はいろいろ何だろうなぁ。。。と瀬戸内海の海を見ると思います。
<ささ>
「空き家があるんです。避難者の方に住んでもらえれば…。」
3月、4月に立て続けにこのようなお話が舞い込みました。
それは、例えばこんな思いから、お申し出いただきました。
「ずっと空き家にしている。時々、風通しなどはしているけれど、誰も住まないと家は傷んでいくばかり。それならばいっそ、避難者の方に住んでいただきたい。両親はかつて東北に住んでいたこともあり、避難者の方に使ってもらえるならきっと両親の気持ちに沿えると思う。」
こういうお話は、私たちにはとても有難いお話です。
現在、避難者は避難元・避難時期などによって住宅支援が受けられる人もいれば、受けられない人もいます。
また、支援があったとしても、それがいつまで続くかわからない中で今後の生活をどうすべきかを考えながら過ごしている方も少なくありません。
この年度替わりに避難元へ帰られた方もいます。しかし残る避難者の中には、すでに移住を決めている方もいれば、今も帰るか帰らないか迷っている方もいます。いずれは帰ろうと思っているけれど、それはまだ当分先のことと考えている人もいます。
生活を安定させるために、住む所はとても重要です。
こちらでの再就職もなかなか思うように行かない方もいます。
いろいろと状況は不安定な中、このようなお話は避難者としてとても有難く思います。
もし、空き家をお持ちの方で「このような使い方をするのも良いな」と思われた方がいらっしゃいましたらアスチカまでお声掛けください。
<ささ>
こんにちは。
広島市内はピンク色からすっかり緑色の季節になりました。
皆さん、お花見しましたか?私は残念ながら、出来ずじまいでした。。。
今、桜のシーズンのところの方、これからシーズンを迎えるところの方、どうぞ春の訪れを楽しんでください。
さてさて、新年度が始まりました。新しい環境で生活を始めた方もいるのではないでしょうか?
アスチカ会員の方のなかにも、この春に避難元へ戻られた方、広島からまた新しい場所へ移られた方なども少しですがいらっしゃいました。また、広島でお子さんの新入園、新入学など迎えた方もいます。
それぞれ新しい生活を精一杯過ごされていることと思います。
新年度になって半月、ひょっとすると新しい生活のペースをつかむのにもう少し時間が必要な方がいるかもしれませんね。
少しずつ、自分の生活ペースを整えて行かれること、応援しています。
年度末⇒新年度となって、アスチカ事務局もやらなければいけないことがいろいろあり、今日の午前中は「広島市社会福祉センター」のひと部屋を借りていろいろと作業をしてきました。
作業をしていると、今日はフロア全体にふんわりと甘~い香りが漂っていました。
でも、「これは〇〇の香りだ!」とピンと来るものもなく、なんとなーくその香りを感じていたのですが、作業の途中その香りの正体がわかりました。
「この甘い香りは、幸福の木の花の香りなんですよ。数年に1回しか咲かないんですよ。」
幸福の木?
数年に一度しか咲かない?
そう聞くと気になりませんか?その花を愛でられたらなんだか幸せになれるような気がしませんか?
「見てみたい!作業が終わったら、あとで見せてもらおう!」と思い、せっせと作業をしていたのですが、子どもの帰宅時間に気をとられ、幸福の木の花を見ないまま社会福祉センターを後にしてしまった私。。。
「しまった。。。」
気付いたところで、残っていたスタッフにメールをし、
「幸福の木の花の画像を送って~!」
とお願いしました。そうして送られてきたのがこの画像。
これが幸福の木の花ですって。
このブログを見に来てくださった方に幸せが訪れますように
<ささ>
こんにちは。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸2年が経ち、3年目に入りました。
3月11日は何かブログを更新した方がいいかな…と思いつつも、何を書いていいのか分からずにそのままに過ごしてしまいました。皆さんはどんな3月11日を過ごしましたか?
今年の3月11日は平日だったこともあり、子ども達は学校や幼稚園に行くし、私は普通に過ごすlことにしました。午前中のうちに友達のチャリティーフリマに顔を出したぐらいで、あとは普段通り。でもでも、「行動はそうだったけど、気持ちは普段通りにはいかなかった…」というのが正直なところ。2時46分が近づくにつれて、いろんなことを思い浮かべました。
3年前のこの時間はこんなことをしていた。2時46分の数分前、私はあそこに座っていて、子どもはこんな行動をしていた。そろそろ揺れが終わったころか。外に出て、誰々とこんな会話をしたな。急に暗くなって雪が降り出したころだな。津波はまだ来てないころだ。今頃は……。
やっぱり、3月11日は深く深く刻まれているのだな。。。と思わずにいられません。それでも、時間は過ぎて行きます。毎年毎年、3月11日はこうしてあの日のことを思い出すのでしょう。
そう、時間は過ぎていきます。今年も桜が話題になる季節になりました。2011年も震災後、それでも桜が咲くのだな。。。と思いました。広島市の開花予想は22日。あと8日で桜が咲くとは、今日の寒さからはピンときませんが、30日には満開になるそう。
2年前は悲しくてお花見する気にはならなかったけど、去年は子どもたちが「ここで見たい!」という場所があって、その場所まで出かけて桜の下でお弁当食べました。今年も子ども達の希望の場所でお弁当食べる予定です。
<ささ>
こんにちは。
広島市内はインフルエンザがすごく流行っているようです。
我が家も二人の子供がいっぺんにかかってしまい、今週いっぱいおうちにお籠りです
母子避難だとこういう時に身動きがとりにくく苦労します。
今回、子ども二人がインフルだと知った避難仲間が「欲しいものがあったら、買って持っていくから何でも言って!」とすぐに連絡をくれました。
我が家はたまたま、発症した日に先週頼んだ宅配が届いたり、小児科がスーパーのすぐ近くで小児科に行ったついでに買い物ができたから、今回はヘルプは頼まず大丈夫だったけど、こういう声掛けがあるだけでとっても心強い。
避難するようなことがなかったら出会わなかった人と知り合えて、いろんな話をして、支え合ってとても不思議な縁だけど、とってもありがたいご縁だなぁと思います。
その一方で、今も孤立している避難者の人がいるのではないかということも気になります。
心細く生活していないかと心配です。
どうか「アスチカ」がそんな人たちとこれからも繋がっていけますように…と思います。
<ささ>
こんにちは。
今日は18年前に「阪神淡路大震災」が起きた日でした。
黙とうしたり、心の中で手を合わせたりした方も多いのではないでしょうか。
18年前、私は東京で一人暮らしをしていました。早朝、とてもとてもゆっくりな、気持ち悪い感じのする揺れに目を覚ましました。「これはどこかとても遠いところですごく大きな地震が起きている」と思いました。そして、テレビで煙の立ちのぼる朝日の中の神戸の姿を目にしました。「これは、同じ日本の、同じ時間を映しているのか」と信じられない思いでした。
テレビで伝えられる情報にくぎ付けになりながらも、私はその日普段通りにバイトに行きました。バイト先でも地震の話でもちきりでした。社員の人がどんどん増えていく犠牲者の数字を時々教えてくれました。いっぺんに亡くなる人数として自分の中で理解しきれない人数でした。ただただとんでもないことが起きたと思いました。何が起きているのか知りたくてたくさん情報に触れ、募金をしたりはしましたが、でも、私の普段通りの生活は続きました。
東日本大震災が起き、原発事故が起き、私はその6日後に飛行機で福島を離れました。到着した福島から遠く離れた街は普段通りで、みんなおしゃれをして何事もなかったように見えました。ずっとお風呂にも入れず、とてもきれいとは言えない状態でその街の中に立ち、何とも言えない孤立感を感じたり、飛行機に乗る前風景とのギャップにショックを受けていたのですが、今思うと、自分も同じだったな…と思います。
阪神淡路大震災の3年後、仕事で神戸に1か月滞在しました。そこで見た神戸の街はきれいで、3年前にテレビで見た街と目の前の街がなかなか一致しませんでした。でも、乗ったタクシーの運転手さんは震災当時の話をずっとしていました。それを聞きながら「そうだ、やっぱり、ここで震災は本当にあったのだ」とやっと感じることができました。世間的には3年たって、たいぶ復興しているという認識だったでしょうか。私もそんな認識だったのだと思います。でも、心は街の復興のようには行っていなかったのかもしれません。今は、話さずにいられなかった運転手さんの気持ちが分かる気がします。
自分が被災者、避難者になって、「知識や情報で知る」だけでない、「心で分かる」ということがやっと出来るようになった気がします。今までの「分かったつもり」でいたことが申し訳ない気持ちになることも多々あります。そして、東日本大震災や原発事故で被災したり、避難したりした人へ、今も変わらず心を寄せ続けたり、ボランティア活動をされている方の強い気持ちはすごいことだなと思うと同時にとてもありがたいことだと思っています。
18年前からの経験の積み重ねが今、役立てられていると聞きます。3.11の後、全国からたくさんの善意が寄せられましたが、神戸や新潟など被災したことのある自治体の取り組みは特に素早く、具体的なものがあったとも聞いています。今はまだ自分たちの避難生活で手一杯ですが、今の経験や気づきを活かし、今受けているご恩をいつかどこかで返せればと思います。
<ささ>
不在者投票、してきました!
して来たのですが、失敗したことが2つも。。。
自分のおっちょこちょいぶりを知らせるみたいで恥ずかしいですが、同じ失敗をする方が出ないように、恥を忍んで告白します
1つ目。
車で15~20分かかる区役所へ不在者投票をしに行ったら、入り口にあった期日前(または不在者)投票についてのお知らせに我が家から車で5分もかからない場所にある出張所の名前が!!「あれー!?」
福島県議選の時、不在者投票は区の選管のみだったので今回も投票ができるのは区役所だけだとばかり思い込んでいたのですが、国政選挙だと違うのですね。期日前投票の会場があちこちに設置されていて、そこで不在者投票もできることになってい投票可能な場所が増えていました。。。
投票所、確認してから行きましょう。
ちなみに広島市内の場合、問い合わせ先は
中区選挙管理委員会 (直)082-504-2544 Fax 541-3835
東区選挙管理委員会 (直)082-568-7703 Fax 262-6986
南区選挙管理委員会 (直)082-250-8934 Fax 252-7179
西区選挙管理委員会 (直)082-532-0925 Fax 232-9783
安佐南区選挙管理委員会 (直)082-831-4927 Fax 877-2299
安佐北区選挙管理委員会 (直)082-819-3959 Fax 815-3906
安芸区選挙管理委員会 (直)082-821-4903 Fax 822-8069
佐伯区選挙管理委員会 (直)082-943-9753 Fax 923-5098 です。
2つ目。
期日前投票会場に行って「不在者投票」の旨伝えると、担当の方が来てくれました。
自分で開封してはいけないと書いてある投票用紙が入っている封筒をその方に渡しました。
すると担当の方は「入っていたのはこれだけですか?」
私「説明文とかの印刷物は入ってましたけど、それも持ってこないと投票できないんでしたっけ?」
担当の方「いや、投票はこれでできますけど、小選挙区の立候補者の名前とか、ここにはないですけど。。。大丈夫ですか?」
私「 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン (そ、そうだった…) 」
はい、私、小選挙区の立候補者リスト、持たずに行きました。
言い訳としては、A4用紙が折らないで入れられるサイズで送られてきたので、封筒ごと持ってくるのがためらわれて、投票用紙だけ持って行っちゃったのデス。(そうです、これは言い訳です)
入れようと思った人の名前は覚えていたけど、下の名前の漢字がうろ覚えで、でも、ひらがなで書くのが何となくイヤで…。
目の前に「投票会場では携帯電話禁止」という張り紙があったので、担当の方を待たせて会場を出て、電話かけて確認しました。
何はともあれそんなこんなでも不在者投票、無事に(?)終了してきました。
これから投票に行かれる方はスムーズに投票してこれますように
<ささ>
こんにちは。
今日、車で2,30分で帰れるところから帰るのに、渋滞にはまり家に着くまでに2時間もかかってしまいました。
渋滞覚悟など全くない日常の買い物で2時間の渋滞は疲れました。。。
年末のせいでしょうか、道路工事で起こっていた渋滞でした。
おかげで、今日行くつもりだった衆院選(&最高裁国民審査)の不在者投票に行けず(T_T)
今日は「不在者投票してきました!」と報告しようと思ったのに、書けなくなってしまいました。
なので、今日は日々の雑感を。。。
広島で野球少年がユニホーム姿で歩いているのを見かけると、やっぱり赤い帽子が多い!
地元球団のカラーから考えると当たり前なのですが、今まで暮らしたことがある場所で見る野球少年の帽子は黒っぽかったり白っぽかったりするものが多かったので、野球少年の赤い帽子はなんとも“見慣れないもの”でした。
でも、幼稚園の送り迎えで会う園児の兄弟姉妹たちもたくさん赤い野球帽をかぶっているのですよね。それを日常で見ているうちに、今では赤い野球帽が当たり前のものに見えるようになりました。
何とはなしに野球の話をみんながしていて、近所のスーパーにカープグッズが売っていて(サンフレッチェグッズも!)、あちらこちらのいろんな広告で選手の姿を見かけて、チームの調子が良い時はなんとなく街や人の様子が楽しげに見えて…。首都圏で暮らしたことはありますが、こういう地域全体からの愛着のもたれ方はしてなかったような。。。地元に密着したスポーツチームがある広島の街の姿が、なんともいいものだなぁと感じています。
広島は野球、サッカー、バレーボール、ハンドボールとプロや実業団のチームがいろいろあって地元のスポーツの話も楽しいですね。広島の人には当たり前のことかもしれないけど、これはかなり贅沢な環境ですよ。
そして、気付いたことが一つ。私、「広島東洋カープ」のことを広島に来るまでは「広島」と言っていたのですが、広島の地では「広島」とは言わないのですね。(熱心なファンでなくとも)「カープ」なのですね。
広島の地で野球チームを「広島」というのは、広島の人には確かに違和感はあるかも。。。
でも、広島の人がみーんな「広島」ではなく「カープ」と言う、それが、私には広島で「へぇ」と思った一つです。
広島の人はそんなところに「へぇ」と思うのかと「へぇ」と思うでしょうね。
今年は一度だけカープの試合の観戦に行きました。マエケン先発で子供たちは大喜び。
プロの試合を思い立てばすぐに見に行ける環境、 せっかくですから利用して、また来年も応援に行こうかな。
そしてそして、不在者投票は明日してきます。
<ささ>
こんにちは。
先日、広島市で局地的な停電がありました。避難者が何世帯か暮らしている地域も含まれていたので、震災当日のことを思い出して、強く不安な思いをされている方がいないか心配になりました。
大丈夫でしたか?
停電と言えば、昨日から北海道で大変なことになっていますね。あの寒さのなか、停電で暖をとれなくなってしまった方、情報をとれなくなってしまった方は相当大変。寒さはホントに困ります。体調にもかかわります。避難所に来た方が「凍え死なないように来た」とインタビューに答えているのを見ると、単なる寒さとはいえない大変さを痛感しました。情報がない方は避難所があることも知らないかも…。
全面復旧にはまだ当分かかるそう。まだ、電気が戻ってきてないところの方、どうか無事にこの事態を乗り切れますように。
しかし!このことをテレビの向こうの出来事と思ってはいけません。明日は我が身かもしれません。
今朝、幼稚園の前で他のお母さんと北海道の話になりました。
「電気が止まっても暖房できるように石油ストーブを1つ用意しといたほうがいいのかもしれんねぇ」とあるお母さんが言いました。私はここぞとばかりに「そういう備えは大事!うちの備えはこう!」と訴えてきました。
経験したことを教訓として伝えることも避難者の役目の一つかなと思います。
そうそう!先日書き忘れたけど、ライフラインが途絶えた時のお湯を沸かす方法も考えておくとよいことだと思います。
あと2点、手短に。
今日、私の元に避難元の選挙管理委員会から不在者投票用紙の申請書が届きました。福島から避難している方で、住民票を移していない方はそろそろ届く時期のようです。数日のうちに届かない方は要確認でしょう。関東からの方はご自分で動かなくてはいけませんが、避難元の自治体のHPから申請用紙がダウンロードできますよ。
現在、広島では福島県からの避難者への住宅支援がされています。この制度を知らないまま、広島で暮らしている福島からの避難者の方がいないか会として心配しています。入会済みの方で「ひょっとして…」と思う方にはこちらからご連絡していますが、もし、今日のブログを見て「それは何?」と思われる方がいらっしゃったらお早めにご連絡ください。
<ささ>
今日、雪ん子(雪虫)を見ました。福島では
「今日、雪ん子、飛んでたよ」
「そう。じゃあ、あと1週間もすれば雪が降るね」
なんて会話がされるものですが、広島ではどうなのかしら?
さてさて、政治の世界はあれよあれよという間に衆院解散→総選挙の運びとなりました。
解散宣言のあとにニコニコとバンザイしているテレビの向こうの様子に「なぜにバンザイ??」と思った人もきっと多いはず。(←たぶん)
私の極々身近で「選挙、行く気がしない…」と言う人がいます。「それでも行かなきゃいけないよ」と私は言いました。
選挙に行かないってことは「どうぞ好きにしてください。どうなっても構いません」と言っているのと同じだと私は思うから。
3.11を経験して、「きっと世の中は変わる。価値観も一変する」と思ったのに、なんだか、なにごともなかったように世の中が進んでいるような気がしています。
3.11後いろいろなことがあって、「今まで、いろんなことに無関心だったことを反省した」という声を良く聞きます。
また、避難者から不安を聞きだすと、「3.11のことが忘れられている気がして怖い」「震災や原発事故が過去のこととして扱われているようで不安になる」というものが必ず挙がります。
そういう思いがあるなら、選挙に行きませんか。
自分の思いを託せるのは誰なのか、どこの党なのか、選ぶのは今とっても難しい気がします。
それでも、各党の代表の人が次の日本の総理大臣になったら…とあれこれイメージしたり、ニュースを読んだり、ネットを見たり、今だけいいこと言ってるような言葉には騙されないぞっ!と、どこに、誰に票を入れるか鋭意検討中と言ったところです。これからの日本をどうするかという選択に参加したいから。
私が投票するには「不在者投票」を利用します。
福島がこんな状態なので、私は申請しなくても全国避難者投票システムを元に「不在者投票用紙」が送ってもらえます。それを広島の最寄りの選管に持って行って投票してきます。福島までの2日の郵送期間を考慮して、自分の投票用紙が届く前に「当選確定」とか出るのが嫌で、用心深く投票前の水曜日には投票を済ませます。(広島の選管が不在者投票あった都度都度送ってなかったら意味ないのですが…。マメに発送お願いします、広島の選管の方。)
避難者にこのような対応をしていない避難元から避難している方も、申請をすれば「不在者投票」出来ます。
「住民票移して間もないから、選挙権ないんだよね」と思っている方、そんなことないですよ!
地方選挙ならそういうこともありますが、国政選挙は国内の住民票移動で選挙権がないという期間はありません。日本国内にいる20歳以上の人すべてに選挙権“あり”です。ただ、現住所でなく、元の住所での投票になるという事態はあるかも。でも、その時も「不在者投票」で投票できます。
不在者投票の申請用紙は各自治体のHPからダウンロードできるはずです。直接連絡しても対応してもらえます。郵送でのやり取りがあるので、けっこう時間がかかります。早めに動いた方がいいですよ。
今日のブログはちょっと説教くさかったかな?
3.11があって、こういう状況にあって、自分たちが経験したり被害にあったことは悲しかったり悔しかったりするのですが、そのことが無駄にされず、「あの経験があったからこういう良い未来を選ぶことができた」ということに繋がれば、救われるような気がしています。その一つの方法が選挙かな…と思うので。
あと、「不在者投票のことを知っていたら投票したのに!!」という人が一人でも減ったらいいなと思うので。
今の状況に満足してない思いを「どうせ…」と諦めず、思いを形や行動に現したらよい未来に繋がらないかな。
理想かもしれないけど、妥協の積み重ねが3.11前なら、3.11後だからこそ、理想をあきらめたくない気もするのです。
あ、やっぱり説教くさいかも。。。ごめんなさい。
<ささ>