こんにちは。
クリスマスが終わり、あと数日で新年が来ます。
頭では日にちを分かっているのに年末という実感がなく、一昨日、郵便ポストの投函口が「年賀状」と「普通の郵便」の二種類になっているのに気づき、年末が近づいていることを初めて実感しました。
母子避難組は束の間の家族団らんというおうちも少なくないでしょう。
我が家の子ども達もパパの来広を指折り数えています。
避難を始めて間もないころ、次男が久々に会ったパパにどう甘えていいかわからないような態度を見せたことがありました。それがショックだったのですが、パパとの再会と別れを何度も繰り返しているうちに、こんな状況に慣れたのでしょうか、そういう姿も見なくなり、パパに会えた瞬間からママ蚊帳の外、パパにべったりしています。そういうことに慣れるというのも切ないですが。。。
今年の年賀状に我が家は
「謹んで念芽のごあいさつを申し上げます。
昨年は思いがけない1年となりました。3・11を経て、皆さまそれぞれに想いを新たにされたのではないでしょうか。まだまだ大変な状況が続くかと思われますが、皆さまの想いが芽吹く新しい1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。そして、その新しい芽吹きが皆さまの幸せに繋がりますように。」
と書きました。
あと数日で終わる2012年。皆さんの想いは何か芽吹きましたか?
悲しいことも悔しいことも落ち込むこともいろいろありましたが、ひとまず、「アスチカ」のスタッフになったことが私にとって一つの芽吹きでした。
日々手探り状態ではありますが、来年もできることから一つ一つ取り組んでいきたいと思います。
芽吹き始めた方、想いの種に水をあげる最中の方、想いに合う種を探している方、みなさんそれぞれだと思います。自分に合った種を自分のペースで育てていきましょう。
ではでは、みなさま、よいお年を。
<ささ>
広島県の、福島県からの県外避難者に対する応急仮設住宅の新規受け付けの締め切りが12月28日となっています。 → 詳しくはコチラ ☆
「アスチカ」入会後にこのような制度があることを知る方もいらっしゃいました。
会員の方でこの制度を利用できるのに利用していない方はいないでしょうか?
また、会員でない方でも、そういう方いないでしょうか?
みなさんの周りにそういう方、いないでしょうか?
この制度を利用される方は申し込みをお急ぎください。
何か相談事があれば、アスチカ事務局までご連絡ください。
<アスチカ事務局>
こんばんは
ご報告いたします。
12月11日(火)に広域避難者支援ミーティングin中国が
広島平和記念公園内の広島国際会議場で行われました。
そこで、ひろしま避難者の会「アスチカ」は提供者として壇上に上がらせていただき
会の設立から今後の活動についてお話をしてきました。
会場には関係者を含み120名以上が会場で交流をいたしました。
避難者の為の避難者の会として他団体の方々と意義のある時間となりました。
ひろしま避難者の会「アスチカ」miu*miu
不在者投票、してきました!
して来たのですが、失敗したことが2つも。。。
自分のおっちょこちょいぶりを知らせるみたいで恥ずかしいですが、同じ失敗をする方が出ないように、恥を忍んで告白します
1つ目。
車で15~20分かかる区役所へ不在者投票をしに行ったら、入り口にあった期日前(または不在者)投票についてのお知らせに我が家から車で5分もかからない場所にある出張所の名前が!!「あれー!?」
福島県議選の時、不在者投票は区の選管のみだったので今回も投票ができるのは区役所だけだとばかり思い込んでいたのですが、国政選挙だと違うのですね。期日前投票の会場があちこちに設置されていて、そこで不在者投票もできることになってい投票可能な場所が増えていました。。。
投票所、確認してから行きましょう。
ちなみに広島市内の場合、問い合わせ先は
中区選挙管理委員会 (直)082-504-2544 Fax 541-3835
東区選挙管理委員会 (直)082-568-7703 Fax 262-6986
南区選挙管理委員会 (直)082-250-8934 Fax 252-7179
西区選挙管理委員会 (直)082-532-0925 Fax 232-9783
安佐南区選挙管理委員会 (直)082-831-4927 Fax 877-2299
安佐北区選挙管理委員会 (直)082-819-3959 Fax 815-3906
安芸区選挙管理委員会 (直)082-821-4903 Fax 822-8069
佐伯区選挙管理委員会 (直)082-943-9753 Fax 923-5098 です。
2つ目。
期日前投票会場に行って「不在者投票」の旨伝えると、担当の方が来てくれました。
自分で開封してはいけないと書いてある投票用紙が入っている封筒をその方に渡しました。
すると担当の方は「入っていたのはこれだけですか?」
私「説明文とかの印刷物は入ってましたけど、それも持ってこないと投票できないんでしたっけ?」
担当の方「いや、投票はこれでできますけど、小選挙区の立候補者の名前とか、ここにはないですけど。。。大丈夫ですか?」
私「 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン (そ、そうだった…) 」
はい、私、小選挙区の立候補者リスト、持たずに行きました。
言い訳としては、A4用紙が折らないで入れられるサイズで送られてきたので、封筒ごと持ってくるのがためらわれて、投票用紙だけ持って行っちゃったのデス。(そうです、これは言い訳です)
入れようと思った人の名前は覚えていたけど、下の名前の漢字がうろ覚えで、でも、ひらがなで書くのが何となくイヤで…。
目の前に「投票会場では携帯電話禁止」という張り紙があったので、担当の方を待たせて会場を出て、電話かけて確認しました。
何はともあれそんなこんなでも不在者投票、無事に(?)終了してきました。
これから投票に行かれる方はスムーズに投票してこれますように
<ささ>
こんにちは。
今日、車で2,30分で帰れるところから帰るのに、渋滞にはまり家に着くまでに2時間もかかってしまいました。
渋滞覚悟など全くない日常の買い物で2時間の渋滞は疲れました。。。
年末のせいでしょうか、道路工事で起こっていた渋滞でした。
おかげで、今日行くつもりだった衆院選(&最高裁国民審査)の不在者投票に行けず(T_T)
今日は「不在者投票してきました!」と報告しようと思ったのに、書けなくなってしまいました。
なので、今日は日々の雑感を。。。
広島で野球少年がユニホーム姿で歩いているのを見かけると、やっぱり赤い帽子が多い!
地元球団のカラーから考えると当たり前なのですが、今まで暮らしたことがある場所で見る野球少年の帽子は黒っぽかったり白っぽかったりするものが多かったので、野球少年の赤い帽子はなんとも“見慣れないもの”でした。
でも、幼稚園の送り迎えで会う園児の兄弟姉妹たちもたくさん赤い野球帽をかぶっているのですよね。それを日常で見ているうちに、今では赤い野球帽が当たり前のものに見えるようになりました。
何とはなしに野球の話をみんながしていて、近所のスーパーにカープグッズが売っていて(サンフレッチェグッズも!)、あちらこちらのいろんな広告で選手の姿を見かけて、チームの調子が良い時はなんとなく街や人の様子が楽しげに見えて…。首都圏で暮らしたことはありますが、こういう地域全体からの愛着のもたれ方はしてなかったような。。。地元に密着したスポーツチームがある広島の街の姿が、なんともいいものだなぁと感じています。
広島は野球、サッカー、バレーボール、ハンドボールとプロや実業団のチームがいろいろあって地元のスポーツの話も楽しいですね。広島の人には当たり前のことかもしれないけど、これはかなり贅沢な環境ですよ。
そして、気付いたことが一つ。私、「広島東洋カープ」のことを広島に来るまでは「広島」と言っていたのですが、広島の地では「広島」とは言わないのですね。(熱心なファンでなくとも)「カープ」なのですね。
広島の地で野球チームを「広島」というのは、広島の人には確かに違和感はあるかも。。。
でも、広島の人がみーんな「広島」ではなく「カープ」と言う、それが、私には広島で「へぇ」と思った一つです。
広島の人はそんなところに「へぇ」と思うのかと「へぇ」と思うでしょうね。
今年は一度だけカープの試合の観戦に行きました。マエケン先発で子供たちは大喜び。
プロの試合を思い立てばすぐに見に行ける環境、 せっかくですから利用して、また来年も応援に行こうかな。
そしてそして、不在者投票は明日してきます。
<ささ>
12月1日に第10回の交流カフェを行いました。
14世帯25名の参加でした。
11月に広島県に協力をいただいて、今まで案内を発送したことのない広島市以外の避難者の方へも「アスチカ」の案内を送らせていただきました。そのおかげで、このひと月ほどで今まで登録のなかった市町からの入会があり、その中から何人かの方が今回の交流カフェに顔を出してくれました。少しずつ輪が広がっていることを実感します。
今回は2部制だったのですが、ほぼすべての時間が勉強会に割かれました。その分、それぞれの近況報告や交流の時間は少なくなってしまいましたが、勉強会の内容は満足いただけたようです。それだけ関心の高いものだったのだと思います。
また、今回は広島の市民の方が届けてくださった、手編みのマフラーや手袋、電化製品など、希望者で分け合いました。
避難者のことを忘れずにいてくださることに大変ありがたいと思いました。
代表して、この場でお礼を。
ありがとうございます。
さてさて、今年の交流カフェは今回が最後でした。次は年明けです。
最後の片づけをしながら「よいお年を」とあいさつしなければいけなかったかと気付きました。
まだ会場に残っていた方には言いましたが、伝えられなかった方、ごめんなさい。
また、年明けにお会いしましょう。
今回来られなかった方も、ご都合つくときはぜひお越しくださいね。
<ささ>
明日、第10回交流カフェを開催します。 (交流カフェ詳細はコチラ → ☆)
昨日今日で、「まだ申し込めますか?」というお問い合わせが何件か来ています。
申し込み締め切りが過ぎているからと参加をあきらめている方、いないでしょうか?
託児や学習支援を含めて、まだ参加申し込みは受け付けることはできますので、ご連絡ください。
連絡はこちらまで↓(開催当日の連絡は電話でお願いします。)
tel : 070-5677-0411
fax : 082-822-0005
email : hiroshima.hinan☆gmail.com(☆を半角@に変えてメールしてください)
≪事務局≫
こんにちは。
先日、広島市で局地的な停電がありました。避難者が何世帯か暮らしている地域も含まれていたので、震災当日のことを思い出して、強く不安な思いをされている方がいないか心配になりました。
大丈夫でしたか?
停電と言えば、昨日から北海道で大変なことになっていますね。あの寒さのなか、停電で暖をとれなくなってしまった方、情報をとれなくなってしまった方は相当大変。寒さはホントに困ります。体調にもかかわります。避難所に来た方が「凍え死なないように来た」とインタビューに答えているのを見ると、単なる寒さとはいえない大変さを痛感しました。情報がない方は避難所があることも知らないかも…。
全面復旧にはまだ当分かかるそう。まだ、電気が戻ってきてないところの方、どうか無事にこの事態を乗り切れますように。
しかし!このことをテレビの向こうの出来事と思ってはいけません。明日は我が身かもしれません。
今朝、幼稚園の前で他のお母さんと北海道の話になりました。
「電気が止まっても暖房できるように石油ストーブを1つ用意しといたほうがいいのかもしれんねぇ」とあるお母さんが言いました。私はここぞとばかりに「そういう備えは大事!うちの備えはこう!」と訴えてきました。
経験したことを教訓として伝えることも避難者の役目の一つかなと思います。
そうそう!先日書き忘れたけど、ライフラインが途絶えた時のお湯を沸かす方法も考えておくとよいことだと思います。
あと2点、手短に。
今日、私の元に避難元の選挙管理委員会から不在者投票用紙の申請書が届きました。福島から避難している方で、住民票を移していない方はそろそろ届く時期のようです。数日のうちに届かない方は要確認でしょう。関東からの方はご自分で動かなくてはいけませんが、避難元の自治体のHPから申請用紙がダウンロードできますよ。
現在、広島では福島県からの避難者への住宅支援がされています。この制度を知らないまま、広島で暮らしている福島からの避難者の方がいないか会として心配しています。入会済みの方で「ひょっとして…」と思う方にはこちらからご連絡していますが、もし、今日のブログを見て「それは何?」と思われる方がいらっしゃったらお早めにご連絡ください。
<ささ>
こんにちは。
広島の紅葉狩りは今日がギリギリのタイミングだとか。
今日はお天気が良いとのこと。みなさん、お出かけの予定を立てているのでしょうか?
来週、12月1日(土)は第10回交流カフェです。バタバタで始めた交流カフェももう10回目を迎えるのだなぁ…と思うと何だか感慨深い気がします。
10回目の交流カフェは2部制です。
第Ⅰ部は原発事故での避難者の不安が大きいことへ対応した企画です。
第Ⅱ部はすべての避難者の方にお越しいただき、なごんでいただける交流会になればと思います。
どちらかのみの参加も可能ですので、お気軽にお越しください。
なお、対象は会員となりますが、交流カフェ当日入会して参加いただくことも可能です。
交流カフェ詳細はコチラ → ☆
<ささ>
今日、雪ん子(雪虫)を見ました。福島では
「今日、雪ん子、飛んでたよ」
「そう。じゃあ、あと1週間もすれば雪が降るね」
なんて会話がされるものですが、広島ではどうなのかしら?
さてさて、政治の世界はあれよあれよという間に衆院解散→総選挙の運びとなりました。
解散宣言のあとにニコニコとバンザイしているテレビの向こうの様子に「なぜにバンザイ??」と思った人もきっと多いはず。(←たぶん)
私の極々身近で「選挙、行く気がしない…」と言う人がいます。「それでも行かなきゃいけないよ」と私は言いました。
選挙に行かないってことは「どうぞ好きにしてください。どうなっても構いません」と言っているのと同じだと私は思うから。
3.11を経験して、「きっと世の中は変わる。価値観も一変する」と思ったのに、なんだか、なにごともなかったように世の中が進んでいるような気がしています。
3.11後いろいろなことがあって、「今まで、いろんなことに無関心だったことを反省した」という声を良く聞きます。
また、避難者から不安を聞きだすと、「3.11のことが忘れられている気がして怖い」「震災や原発事故が過去のこととして扱われているようで不安になる」というものが必ず挙がります。
そういう思いがあるなら、選挙に行きませんか。
自分の思いを託せるのは誰なのか、どこの党なのか、選ぶのは今とっても難しい気がします。
それでも、各党の代表の人が次の日本の総理大臣になったら…とあれこれイメージしたり、ニュースを読んだり、ネットを見たり、今だけいいこと言ってるような言葉には騙されないぞっ!と、どこに、誰に票を入れるか鋭意検討中と言ったところです。これからの日本をどうするかという選択に参加したいから。
私が投票するには「不在者投票」を利用します。
福島がこんな状態なので、私は申請しなくても全国避難者投票システムを元に「不在者投票用紙」が送ってもらえます。それを広島の最寄りの選管に持って行って投票してきます。福島までの2日の郵送期間を考慮して、自分の投票用紙が届く前に「当選確定」とか出るのが嫌で、用心深く投票前の水曜日には投票を済ませます。(広島の選管が不在者投票あった都度都度送ってなかったら意味ないのですが…。マメに発送お願いします、広島の選管の方。)
避難者にこのような対応をしていない避難元から避難している方も、申請をすれば「不在者投票」出来ます。
「住民票移して間もないから、選挙権ないんだよね」と思っている方、そんなことないですよ!
地方選挙ならそういうこともありますが、国政選挙は国内の住民票移動で選挙権がないという期間はありません。日本国内にいる20歳以上の人すべてに選挙権“あり”です。ただ、現住所でなく、元の住所での投票になるという事態はあるかも。でも、その時も「不在者投票」で投票できます。
不在者投票の申請用紙は各自治体のHPからダウンロードできるはずです。直接連絡しても対応してもらえます。郵送でのやり取りがあるので、けっこう時間がかかります。早めに動いた方がいいですよ。
今日のブログはちょっと説教くさかったかな?
3.11があって、こういう状況にあって、自分たちが経験したり被害にあったことは悲しかったり悔しかったりするのですが、そのことが無駄にされず、「あの経験があったからこういう良い未来を選ぶことができた」ということに繋がれば、救われるような気がしています。その一つの方法が選挙かな…と思うので。
あと、「不在者投票のことを知っていたら投票したのに!!」という人が一人でも減ったらいいなと思うので。
今の状況に満足してない思いを「どうせ…」と諦めず、思いを形や行動に現したらよい未来に繋がらないかな。
理想かもしれないけど、妥協の積み重ねが3.11前なら、3.11後だからこそ、理想をあきらめたくない気もするのです。
あ、やっぱり説教くさいかも。。。ごめんなさい。
<ささ>