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2013年3月に投稿された記事の一覧です。

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17日(日)は広島市中央図書館で行われた「朗読と講演会」に行って来ました。

 

 

東日本大震災や福島第一原発事故に関連する沢山の詩や絵本・作文集の中から抜粋しての朗読会。

朗読は「ひろしま音読の会」さんが担当されました。

「ひろしま音読の会」は2000年に設立。被爆地ヒロシマを朗読によって伝えていきたいと元アナウンサーの方々が集まってできた会だそうです。

どうりですばらしい朗読!皆さん熱心に聞き入っていました。

 

そして、講演担当のアスチカ。

津波のこと・原発のことでそれぞれ、アスチカの会員の3名の方にご協力を頂き、お話していただきました。

 

被災者として、人前で話をする、ということはとてもとても大変なこと。

原稿を書くところから辛い当時のことを思い出さなくてはならないし、その辛い気持ちを集まった大勢の方の前で自ら喋らなければなりません。

本当に辛いことです。

ですが、実際に被害にあった誰かが伝えなければ、恐ろしさや憤りを伝えていかなければ、時間と共に風化してしまうのでは・・・。と快く引き受けてくださいました。

 

会場には50人ほどの方が来てくださっていました。

それぞれの朗読と講演、広島の方々はどのように感じられたのでしょう。

私も被災者と言われる様になり日々感じることがあります。

それは、知ろうとしてくださること、被災地にそして避難者に思いを寄せ、そして知ったことで考えてくださること、それがなにより嬉しいということ。

 

私たちは当事者と言われる立場にあります。

被災地から遠く離れた広島で、あの時の事を知っている私たちが果たすべき役割があるのでは・・・、そう感じます。

風化させない、そのために私たちができることも、少しずつ考えていきたいと思います。

 

広島の方々に震災のこと、そして避難者のこと・アスチカのことを知っていただくいい機会になったと思います。

どうかこの機会がこれで終わることなく、避難者と共に考えてるようになれば・・・。そんなふうに思いました。

 

この会を企画してくださった広島市中央図書館のみなさま、ひろしま音読の会のみなさま、お話して下さった会員の方々、そして会場に足を運んでくださった方々、ありがとうございました。

 

<KUU>

こんにちは。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸2年が経ち、3年目に入りました。

3月11日は何かブログを更新した方がいいかな…と思いつつも、何を書いていいのか分からずにそのままに過ごしてしまいました。皆さんはどんな3月11日を過ごしましたか?

 

今年の3月11日は平日だったこともあり、子ども達は学校や幼稚園に行くし、私は普通に過ごすlことにしました。午前中のうちに友達のチャリティーフリマに顔を出したぐらいで、あとは普段通り。でもでも、「行動はそうだったけど、気持ちは普段通りにはいかなかった…」というのが正直なところ。2時46分が近づくにつれて、いろんなことを思い浮かべました。

 

3年前のこの時間はこんなことをしていた。2時46分の数分前、私はあそこに座っていて、子どもはこんな行動をしていた。そろそろ揺れが終わったころか。外に出て、誰々とこんな会話をしたな。急に暗くなって雪が降り出したころだな。津波はまだ来てないころだ。今頃は……。

 

やっぱり、3月11日は深く深く刻まれているのだな。。。と思わずにいられません。それでも、時間は過ぎて行きます。毎年毎年、3月11日はこうしてあの日のことを思い出すのでしょう。

 

そう、時間は過ぎていきます。今年も桜が話題になる季節になりました。2011年も震災後、それでも桜が咲くのだな。。。と思いました。広島市の開花予想は22日。あと8日で桜が咲くとは、今日の寒さからはピンときませんが、30日には満開になるそう。

2年前は悲しくてお花見する気にはならなかったけど、去年は子どもたちが「ここで見たい!」という場所があって、その場所まで出かけて桜の下でお弁当食べました。今年も子ども達の希望の場所でお弁当食べる予定です。

 

 

<ささ> 

3月11日が近付いてきました。

全国各地でさまざまなイベントや取り組みがされていますね。

広島でも3月中そのような企画がだくさん催されるようです。

 

そのような催しの一つをアスチカがお手伝いすることになりましたので、お知らせいたします。

 

広島市立中央図書館 朗読と講演会  

「東日本大震災から2年をむかえ

              ―忘れないこと、忘れてはならないこと-」

◆日時 3月17日(日) 14:00~16:00

◆会場 広島市立中央図書館 3階セミナー室(広島市中区基町3番1号)

◆定員 60名

◆申込 中央図書館へ来館、電話、FAX、ホームページ専用申込フォームからの申込

    (申込開始日3月1日9時から) 

 

この会で岩手・宮城・福島の当時の様子などをアスチカの会員がお話しします。

関心のある方はぜひ足をお運びください。

中央図書館HPでの告知はコチラ ⇒ 

 

 

 

こんにちは。今日はとても暖かな陽気でした。

花粉症の方は大変そうですが、春がすぐそこまでやってきていますね。

 

さて、3月2日土曜日、第13回交流カフェを行いました。

今回は大人19名子供13名の参加がありました。当日飛び入りの方も多く、予定よりたくさんの方に来ていただいてうれしい予想外でした。

 

毎回、初参加の方、初対面の方が必ずいるので自己紹介から会を始めます。

今までは「名前、避難元、避難移住の境遇、困っていることや今の心配事」という自己紹介だったのですが、今回は「自己紹介でみなさんの趣味、特技、好きなことなどを教えてください」とお願いをしました。そうお願いしたときには「えー!!!」と困ったような声があがったのですが、いざ始まってみると皆さんの多才なこと!!

既にやっていることだけでも、編み物・オペラ・ネイルアート・お菓子作り・鍼灸・断舎離・合気道・革細工・書道・パン作り…などなど。

更にこれからやりたいと思っていることも、洋裁、水彩画、サックス、カリグラフィー…と次々と出てきました。

 

今まで避難者同士、避難移住生活での心配事や悩みなどで尽きない話をしていたのですが、今回はそんな話を一緒にしてきた皆さんの意外な一面を知ることができました。実は鍼灸師さんだったという参加者の方には体の痛みの相談をする人が何人もいたり、今までとはちょっと違う交流で、いつも以上に笑顔が見られ、とても楽しい会になりました。

 

自己紹介で「趣味や特技を話す」というのは、改めて考えると、ごく普通の当たり前の自己紹介なのですが、今まで避難者の交流の場ではそういう話が出来ずにいた…というか、しないまま過ごしていました。

でも、同じ広島で避難や移住をしてきた仲間として打ち解けるために、そういう部分をお互いに知っていくのも大切だなと今回感じました。

次回以降も多少テーマは変わるかもしれませんが、そういう意味での知り合う自己紹介をしばらく続けてみようかと思っています。

 

そして、

交流カフェでは毎回、託児を用意しているのですが、託児は広島のいろいろな大学のボランティアの学生さんが中心になって担当してくれています。今回は3月ということで、4年生の学生さんは最後の参加になりました。その学生さんとも涙涙のお別れになりました。

子どもを安心して預けられることに、交流カフェに参加しているお母さんたちはとてもとても感謝してます。本当にありがとうございました。

<ささ>

昨日、「ジャズで福島応援コンサート」に行ってきました。

 

驚くほどたくさんのたくさんの広島の方が来てくださって、生で聴くJAZZや二胡の演奏もとてもとても素敵で、こんな空間に身を置くのはいつ以来だろうと思いながら、コンサートの時間を過ごしました。

 

第Ⅱ部の冒頭ではひろしま避難者の会「アスチカ」代表が会場の方々に会のお話をさせていただきました。

 

<アスチカ代表と司会の方の様子> 

 

会の設立の経緯、会員には北は岩手から南は関東各県まで広い範囲から避難してきた人がいること、これからどんなことを目指していくのか、そして今回のお礼…などお伝えしました。今回のことで、東日本大震災や東京電力福島第一原発の被害が現在進行形であることが広島の方々に少しでも感じていただければ…と思います。

 

このコンサートを開いてくださった皆さま、会場に足を運んでくれた広島の皆さま、温かいこの機会を本当にありがとうございました。

 

 

 

<ボーカルのお二人と>

 

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ひろしま避難者の会 アスチカ
メール:hiroshima.hinan@gmail.com
TEL:082-962-8124