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2013年6月に投稿された記事の一覧です。

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現在、アスチカホームページの入会フォーム・変更届フォーム・退会フォーム、および問合せフォームより送信されたメールが事務局へ届いていないことが分かりました。

ここ最近、上記4つのフォームからアスチカへメールを送られた方で、自動返信のメール以外の内容に即したアスチカ事務局からのお返事が届いていない方はいらっしゃらないでしょうか?

 

もし、おられましたら、大変お手数ですが、

hiroshima.hinan☆gmail.com (☆を半角@に変えてメールしてください)

まで、もう一度ご連絡ください。

 

せっかくご連絡いただいたのに、すぐに対応できませんでしたこと、大変申し訳ございませんでした。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

海。 2013.06.28

こんにちは。

 

6月21,22,26日と小学校が臨時休校になりました。

なぜなら、大雨警報が出たから。

 

広島では朝、大雨、洪水、強風警報のどれかが発令されていると自宅待機や臨時休校になるようきめられている自治体が多いようです。

福島から来た身としては、西日本、台風の威力がまだ衰えてない時期に上陸することも多いし、さすがそういうことに危機意識が高い。。。などと思ったのですが、西日本に多い制度なのかその辺ははっきりせず。。。

住んでいる広島市は川が多くて、海の方は低地が多いから一旦水が出たら被害が大きくなるのかな。。。とか、山の方に行くと、急斜面も多くて、土砂災害が心配な地域が多いのかな。。。などと勝手に想像を膨らませています。

 

そんな地形が分かるような広島市の写真を、少し前からトップページに載せています。

広島市郊外の山の上から海の方を撮った写真。

手前が郊外の山、海の方に向かって平地があります。その中に瀬戸内海にそそぐ何本かの川が見えます。そしてその向こうには瀬戸内海の島々が見えます。

ザブーン、ザブーンと波が打ち寄せる太平洋を見慣れている私には、穏やかな穏やかな、そして、人の住む島がたくさん並ぶ瀬戸内海の海はちょっと不思議です。でも、この穏やかな海が広島の人には普通の海なのでしょうね。

 

一言、“海”と言っても、それぞれ思い浮かべる海の景色はいろいろ何だろうなぁ。。。と瀬戸内海の海を見ると思います。

<ささ>

6月9日、ゆいぽーとにて「原発事故子ども・被災者支援法」広島フォーラムを開きました。

途中で帰られた方も含め、約50名の方にお越しいただきました。

 

最初に「福島の子ども達を守る法律家ネットワーク(SAFLAN)」に所属されている司法書士の丹治泰弘さんから「原発事故子ども・被災者支援法を知ろう!」という基調講演。1時間以上の時間をかけて、幅広い情報をいただきました。

 

その後、広島の避難者の現状について、広島県からの情報提供を元に、広島市被災者支援ボランティア本部の前本部長様から情報提供をいただきました。現在、把握されているだけで広島県内に約560名の避難者がいること、おそらく把握しきれていない避難者がまだいるだろうということなどお話しいただきました。

 

 

そして、それらの情報提供が行われた後、参加いただいた方とワークショップを行いました。

せっかく関心を持っていただいて足を運んでくださった方と、それぞれの立場で感じたこと、考えたことを伝えあうことで、漠然と感じていることや疑問などが明確になったり、解消されたりしないだろうか、情報提供を受けた所から1歩、支援法に踏み込んでいただけるのではないかとのチャレンジでした。

 

ファシリテーターという存在をご存知でしょうか?

話し合いや学び合いの場をスムーズに進行させたり、参加者のパワーを引き出したり、話題を深めたりしながらその場の成果を最大限化させる役割をになう方だそうです。

 

今回は広島のファシリテーター堀口ヤスロウさんと山根和弘さんにお手伝いいただきました。

最初に初対面同士が多かった場を和ませるアイスブレイクをしながらグループ分け。5つのグループに分かれ、

「支援法を知って、自分がこれからできることはなんでしょうか?」

という問いのもと、避難者、支援者、被災地・被災者へ関心を持ち続けている方、それぞれの立場から感じたこと、考えたことを話し合いました。

途中、2回グループをシャッフルし、最後に、今日のワークショップで自分のキーワードになったこと、自分がこれから取り組もうと思うことをそれぞれ発表して終了しました。

 

 

終わってみて、避難者だけなく、広島の方々が支援法を自分のこととして語ってくださったことにとてもとてもうれしい気持ちになりました。

今回、“支援法が広く知れ渡っていないこと”がみんなの共通の思いで、“自分が発信者になる”とお話ししてくださる方も多く、その後機会あるごとに周りの人に伝えていますというご報告もいただきとても心強く思っています。

 

フォーラムから約1週間、あの時は「支援法、知らない人が多いよね」と言っていたのに、数日前、復興庁のある幹部のツイートがニュースになってから、一気に支援法がニュースの中に出てくるようになりました。

この急展開に少々驚きつつ、なかなか支援法の基本方針策定がすすんでいないことが広く知れ渡ったことは良かったと思っています。

支援法ってこういうものなんだよ、こういうことろが今、問題なんだよ…と周りの人に話しやすくなったかな。

 

この法律は私たち避難者だけでなく、避難していない方の支援にもなる法律です。

この法律の具体化を求める機運が高まることを期待しています。

 

 

6月9日(日)に「原発事故子ども・被災者支援法」広島フォーラムというものを開きます。

アスチカで広島の方へも参加を呼びかけるような大きなイベントは初めてなので、たくさんの方の力をお借りしながら、頭を悩ませつつ、準備を進めています。

 

「原発事故子ども・被災者支援法」は、正式名称「「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」といいます。原発事故の被害者の避難する権利も、とどまる権利も認め、どの選択も間違いでないということを前提に、避難した人、とどまる人どちらにも国がきちんと保障をすることが定められています。その保障とは避難した人には移動、住宅、就学、就業、医療…など、避難しない方には医療・食の安全・放射線量の低減・保養…などが挙げられるでしょう。被災した人々の生活に密接にかかわることです。

でも、今はこの法律は理念法の状態です。具体的なことは被災した当事者やそれを支援する人々の声をしっかり聞いて決めることになっています。

 

ひろしま避難者の会「アスチカ」は原発避難者に限った避難者の会ではありませんが、原発事故での避難者も多くいることも事実です。原発事故での避難者と言うと福島と思われがちですが、福島以外からの避難者も多くいます。原発事故の影響で避難したという方の生活の悩みを聞いていると、この法律に係わることが多く含まれていると思い、今回、支援法のフォーラムを開くことにしました。

 

わたしたち避難者は避難者の立場でそれぞれに意見を出すことになりますが、避難者を支援する方、また避難しない方を支援している方にもかかわる法律かと思います。この法律はどういうものか、現状どうなっているのか、何が課題なのかなど支援法をまず知り、その場に集った人でそれぞれの立場でそれぞれの考えを出しあう機会にもしたいと思います。

 

関心を持たれた方はぜひお越しください。

お待ちしております。

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ひろしま避難者の会 アスチカ
メール:hiroshima.hinan@gmail.com
TEL:082-962-8124